泥の本棚

日々の読書の感想や、得られた知見等を書き連ねます。

大学の友人から本が届きました‼       三崎亜紀『廃墟建築士』

 みなさんこんにちは。

 ニュースでも連日報道されていますが、ここ最近は大変な猛暑でどうにも弱ってしまいますね。先日、ダイエット目的で12キロ歩いたのですが、最後の方はもうヘロヘロでした。2リットルの水筒と塩飴、そして日よけ帽子で熱中症対策は完璧だと思いこんでいましたが、どうにも甘かったようです。今年は格段の注意が必要ですね。皆さまもどうかお気をつけ下さい。

私がそうこうして、散歩をしている間に、大学の友人から自宅に本が届いていました。

それがこちらです

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 友人のおすすめの作品だそうで、どちらも読むのが非常に楽しみです。

  三崎亜紀「廃墟建築士

  今回は写真の左側、三崎亜紀著「廃墟建築士」をご紹介します。こちらには、「七階闘争」「廃墟建築士」「図書館」「蔵守」の計4つの短編が収録されています。それらのどれもが、私達の住む世界とは一寸変わった様相を呈しており、読んでいて、4つのパラレルワールドを巡り歩いているような気分になり、気付いたら読了していました。合計で200ページほどで、凡そ2時間くらいかけて読んだでしょうか。楽しい時間というのは存外、あっという間に過ぎていくものですね。特に「廃墟建築士」などは既に表題からして面白さを感じ、「廃墟を建築する職業とは一体どういうことかしら?案外、芸術家に近い側面があるのかもしれないなあ。もしかしたら平家物語で語られるような無常観が根底にあるのかもしれないぞ」と、文章を読む前から色々と想像をかき立てられました。実際の「廃墟建築士」の実態については読んでからのお楽しみということで参りましょう。 

 

 

それでは皆様、良い読書ライフを